夕食はたいがい会社のそばに食べるようになって、行かなくなってしまったラーメン屋。あの細い麺と、さらっとしたとんこつスープが食べたくなって、久々に草加駅で降りてラーメンを食べることに。
店に入って席に着く。お店にはまだ人はいない感じで、私ともう一人くらい。
頼むものは決まっているのだけれど、とりあえずメニューをチェック。
すると、どうも「白」というのは無くなって、普通のらーめんになっている。メニューの横にはしっかりと「旧白」と書いてあるので、間違いは無いだろう。
早速頼んでしばし待つ。そして運ばれてきた。
でも、なんだか少し違うような。透き通って少しあわ立っていることが特徴だった、表面を覆うにんにく油は少しにごって、熱さで少し膜がはっている。
スープは少し黄色い白というよりは、茶色かグレーが少しきつくなっている。たれの量を増やして、醤油の風味を効かせたのだろう。
麺は変わっていないようで、ぷつぷつと切れる食感ややわらかなのどごしは楽しめた。
しかし、変わったかに思うのは、思い違いだろうか。
ちょうど昔の写真が残っていた。
確かに、昔のスープの上には少しあわ立った透明な油と、少し黄色がかった白いスープがある。
チャーシューが変わったのは前のことだから良いとして、やっぱり違っていたのは記憶違いではなかったな。
食べ終わってみて、やっぱり少しだけしょっぱかった気がする。テーブルの上には追加ダレが置いてあるので、濃い味の方が好きな人はそれを追加すればいいのだけれど、薄目が好きな人は調整のしようが無いな。店員さんによるんだろうか。
もしかしたら、「タレ薄め」と頼めばよいのかもしれないが、少し残念だ。
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