ポートタワー奄美のホテルにあった無料のガイドブックを見て、アオサの天ぷらやらとびんにゃやらがおいしそうだなとお店を探してみた。
場所は「みずき庵」
お店が始まるくらいの時間に入ったら、お客は私一人。お刺身の盛り合わせもほしいなと思ったら、今日は日曜日で市場がやっていなかったそうでなし。残念。
というわけで、まずはガイドブックに載っていたアオサの天ぷらとオリオンビールを頼む。
天ぷらはサクサクなあげたてをいただいた。こういうのは、天つゆよりは塩で食べるのがいいのかな。オリオンビールによく合う。
島は沖縄にも近いこともあって、豚も結構ある。とんそくもお勧めということで、それを。とんそくは、柔らかく煮込んだものと、それを焼いて皮をカリッとさせたものがあるということなので、柔らかい奴を頼む。
もう、とろとろ。骨をしゃぶりつつ、柔らかいところを舌で。暖かいうちでないと骨から外れづらくなるので、結構急いで食べる。かにもそうだけれど、そうやって食べると無口になるね。
っそういえば、奄美の貝の料理にとびんにゃがあるのだけれど、このお店にはないですねという話をしたら、少しならあるということだったので、出してもらった。
これ、巻貝を塩ゆでしたもので、貝の口のところに小さく爪のようにある蓋を爪楊枝でひっかけて回しながら引き出して食べる。塩気が良い。
これ以外に、しまんにゃというこの1種類だけでなく複数種類のものもあるけれど、そちらは貝がらがでかくて身が少ないものが多いので、こちらのとびんにゃのほうがいいかな。
最後の占めは油そーみん。これはいわゆる、そーめんの油いためなのだけれど、それほど脂っこくはない。このお店のは、具材にちくわ、にんじん、ねぎが入っているようだ。焼きそばと違ってソーメンはとても柔らかく、するするっと入ってしまう。しめにはちょうどいい。
早い時間からだったので、次のお客さんがちょうど来たあたりでお会計。島の料理をそこそこ堪能できた。アオサととんそくはまた食べたいな。
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