仕事をそこそこの時間に終えて、夕食はらーめんにしようかなと思い立つ。結構暑くなってきたので、つけ麺とか冷やし中華もいいなあとか考えていたのですが、結局適当に思いあたるらーめん屋のある駅で降りることに。
今日は東武線松原団地駅から近い「栄龍軒」へ。
東武線松原団地駅は、獨協大学の最寄り駅。そして栄龍軒は、駅西口から獨協大学の前の道を歩いて、獨協大学入り口を通り過ぎていった曲がり角にあります。ショップ99が目印。お店はカウンターのみで明るいのですが、駐車場なしで21時30分には閉まってしまうという。学生さんをターゲットにしたお店なのかもね。
周りにはコンビニと工業団地くらいしかないからか、お客さんは私以外にだれもいない。とりあえず「らーめん」580円を注文してしばし待つ。
出てきたラーメンはこちら。少しとろっとしたような醤油ベースのスープに、チャーシューと大きめに刻んだねぎ,メンマ,海苔。
早速スープをずずっと。うん、濃い魚系の鰹節のような味が抜けて、そのあとにまろやかな動物系のうまみが広がる。油は背油ではなくラードを使っていて、スープはとろりとした一体感を見せる。魚系の場合はガツンと強い後味が最後まで残ることが多いのだけど、あまり主張しない後味が好感触。なかなかだな。
麺は黄身がかった半透明。大きめに切られたねぎと絡めてずずっと食べると、スープのこってり感とねぎの風味と合わさった味が感じられる。麺の味は少し弱いかな。
ここいらで、テーブルにあったおろし生にんにくを投入。こういうラーメンにはにんにくが必須だとおもう。生にんにくの刺激は、後半になるにつれてスープの熱でまろやかになって来る。この味がまたたまらない。
そして後半の山場、トッピングのチャーシューをかじる。…やわらかい。脂身が少めなのでとろとろの食感ではないのだけれど、肉の繊維がはらはらと崩れてとろける部分としっかりした部分が残る。味もそれほど濃いわけではなく、スープの邪魔をしない。はっはっはと笑ってしまうくらい、チャーシューうまいんだが。チャーシュー麺にしたいくらいだ。
そんな感じで完食。後味も良く、若干こってりだけどバランスはかなり良いね。うまかった。ここのつけ麺も結構評判らしいので、今度はそちらも試してみたいと思う。
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