今日は夜から親戚の集まりがあったのです。
その席上で、うちの親父が
「千住の地酒だって酒屋が言うので、買って来たよ。」と清酒 千住を出してきました。
実はわたしも親父も、東京の下町の千住の生まれなのです。千住といえば、荒川と隅田川に挟まれた場所で水は大量に有るのだけど、そこは東京、良い米が取れるわけでもなく、水がうまいわけでは無いし、どうなのか?
酒のラベルの裏書をよく読んだのだけど、どうも製造元は滋賀県らしい。なぜに滋賀県で千住?
先ほどのリンク先に書いてあることですが、もともと千住に住んでいた製造元(太田道灌の子孫らしい)が幕府の命にて近江(滋賀県)草津に異動になって、そこで酒造りを始めたそうな。
その後、千住桜木町にも蔵を構えて酒を造るようになって、それで東京の地酒になったらしい。千住の蔵は隅田川の改修によって昭和32年に閉めてしまったそうだけど、当時は隅田川の水で作った酒だったみたいね。
東京の地酒は澤乃井があるのだけど、当時ならば千住も東京の地酒と言ってもよかったのかも。でも現在は違うよなあ。
少し飲んでみたけど、味はまあ普通っぽいようななんと言うか。とてもうまいと言う感じでは無いかな。
わたしは日本酒の味は良くわからんので、こんなとこで。
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